9/24/2020に日本海事センターのウェブサイトで8月の荷動き量が発表されました。
2020年8月のアジア(18ヶ国・地域)から米国【アメリカ】へのコンテナ荷動き量は、1,825,758TEU(約182.6万TEU)でした。
この数字にあまり”ピン”と来ていない方に補足説明すると、
1.この数字は、月単位では、過去最高の数字です。*2018年10月に記録された1,740,000TEUを更新しました!
2. 前年比13.4%増です。
要は、アジアからアメリカへの荷物の動きが増えているのです。
次に国別、商品別の情報は下記になります。
国別
- Vietnam:194,332TEU (31.2% up)
- China:1,143,451TEU (17.4% up)
- South Korea:81,787TEU (3.1% UP)
- India:72,009TEU (2.3% up)
- Taiwan:59,634TEU (0.5% up)
- Japan:40,864TEU ( – 28.5%)
Commodity(商品)別
- Furniture:330,037TEU ( 37.9% up)
- Machine:159,939TEU (29.5% up)
- Auto Parts:75,200TEU ( – 5.7% down)
Covid-19の影響で自宅で仕事する方が増えたため、家のリフォームや家具の需要が増えていることの影響も大きそうです。ただ、未だにAuto Partsの需要が少ないことから、日本からのコンテナ量が減少しておりますので、今後に期待したいところです。
最後になりますが、荷動き量の増加に伴い、コンテナ運賃も上がっておりますので、アメリカに商品を輸出される方は、コンテナ運賃にご注意ください。