物流を制すものは、アメリカビジネスを制す!
我々の国際物流経験上、「アメリカでビジネスを始める際に陥る失敗」の原因の1つとして挙げられるのが、「物流に関する問題」です。
通関での問題
国外(アメリカ/日本)に送った荷物が、通関にひっかかり、予定外の時間と出費がかかった
輸送中の問題
アメリカでの国内輸送中に、"鉄道に荷物が乗らない"、"トラックの荷物が届かない"
貿易上の問題
アメリカの食品メーカが、貿易ターム(インコタームズ)を知らず、予定外の出費がかかった
問題だらけのアメリカ物流
「アメリカは先進国だから物流もしっかりしているので安心!」と思っては大間違い!皆さんが想像しているよりもアメリカの物流事情は問題が多いです。
事例1
アメリカ(Chicago)から日本(東京)へ危険品を20フィートコンテナで、輸送。鉄道でLos Angelesまで配送手配をしたが、コンテナが鉄道になかなか乗らない
事例2
並行輸入目的で、アメリカで購入した商品を日本へ輸出。輸出前にアメリカにある倉庫に一時保管しようとしたが、倉庫に搬入できない
事例3
インコタームズを知らないアメリカにある食品会社から商品を購入。貿易タームは"FOB"と伝えのに、結局"Ex-work"での商流になってしまった。。。
事例4
アメリカ駐在の任期終了後に、アメリカから日本に車を輸出。車の中にタイヤ、工具を入れてしまったために、通関トラブルに巻き込まれてしまった。
事例5
日本から、テキサス(ヒューストン)に商品を輸出。アメリカでロサンゼルスからヒューストンまでの国内配送用トラックを手配が、予定日に荷物が届かない
事例6
中国から輸入された冷蔵庫の部材資材をアメリカ・ロサンゼルス港経由で、メキシコのティワナまで輸送。トラック輸送中、コンテナ重量の偏りで罰金。
事例7
アジアからアメリカにアパレル商品を輸入。"インボイスの内容"と"該当する商品のHS Code"が微妙に食い違っていたために、アパレル会社が倒産。
輸出入代行、通関から国内輸送、倉庫業務まで物流業務を一括サポートいたします!
ABOUT US
ロジスティクス・ラーニング・アカデミー(通称ロジアカ)は、アメリカ・ロサンゼルスにオフィスを構え、「私達の国際物流知識をなるべく多く後世に残す」をモットーに活動しております。豊富な国際物流経験を持つ、弊社メンバー「スティーブ斉藤(Steve Saito)」、「赤岩寛隆(Hirotaka Akaiwa)」、「大畑勲(Isao Ohata)」の3人国際物流の3人の経験年数を合わせると、なんと100年以上。未だアメリカ・ロサンゼルスで現役活躍中です。